触ってわかる優等生の魅力 — ソニー最新スマホ「Xperia XZs」国内版レビュー

ソニーモバイルの最新スマートフォン Xperia XZsが、いよいよ日本でも発売されます。ソフトバンク版の実機を借りたので、早速レビューしてみましょう。 Xperia XZsの主な仕様は、5.2インチ フルHD液晶ディスプレイ、Snapdrgaon 820プロセッサ、4GB RAMなど。その他、本体サイズは146 x 72 x 8.1mm、重さは161g。OSバージョンはAndroid 7.1 Nougatです。 製品の詳細は下記の記事もご覧ください。 XperiaマニアのXperia XZs レビュー。Motion Eyeカメラにメモリも増量、マイナーチェンジ以上の充実 いざ触ってみると、本体形状は前モデルのXperia XZに瓜二つ。ただカラバリを一新し、初夏を思わせる明るい色を追加しています。 持ち心地もXperia XZ譲りで、手のひらに角が当たらないラウンドフォルム。背面にはアルミニウムを採用し、サラサラした質感で、指紋がつきにくい印象です。最近のスマートフォンはガラス背面で指紋が目立つ端末も多いですが、マットな質感に徹しているのは好印象です。 ソフトバンク版は「SoftBank」ロゴがなく、グローバル版に近い見た目 指紋センサーは側面の電源ボタンに統合している Xperia XZから何が変わった? とはいえ、デザインもXperia XZから共通で変わり映えしないーーこう感じる読者も多いでしょう。プロセッサもSnapdragon 820と据え置きです。では何が変わったのでしょうか。最大の強化ポイントはカメラです。 カメラ部分の印象的な変化は、背面カメラのレンズ部分の出っ張りです。Xperia XZでは平らでした。 レンズの出っ張りは「デザイン的に美しくない」など賛否両論がありますが、筆者は特に気になりません。レンズの出っ張りにはカメラ機能を頼もしく見せるアイコン的な効果があり、その意味では本端末の「カメラ推し」という個性をうまく引き立てていると感じます。 レンズの出っ張りだけではありません。画素数は2300万から1920万に"グレードダウン"しています。これは真の意味でグレードダウンではなく、1画素あたりの受光面積を増やしたことに起因します。 1画素あたりの光を取り込む面積をXperia XZに比べて19%拡大したことで、暗いシーンでもノイズの少ない写真を撮影できるとうたいます。これは、画素を1200万に抑えたGalaxy S7 / S8シリーズと同様のアプローチです。 その他、ホワイトバランスの調整に赤外線を活用することで、光の色の影響を受けやすいシーンでも自然な色合いを表現する「RGBC-IRセンサー」、4K動画撮影。そして、暗いシーンでも高速AFが可能な「レーザーAFセンサー」など、Xperia XZのカメラ仕様も受け継ぎます。 秒間960コマのスーパースロー撮影が面白い また、Xperia XZsで面白いと感じたのが、スーパースローモーション撮影です。テレビ番組で見るような、1秒960コマのスーパースロー映像を撮影できます。下記に作例を用意したのでぜひご覧ください。 Xperia XZs 960fps撮影 Engadget 日本版 Videoさん(@egjpv)がシェアした投稿 - 2017 5月 19 12:44午前 PDT Xperia XZs 960fps撮影 Engadget 日本版 Videoさん(@egjpv)がシェアした投稿 - 2017 5月 19 12:39午前 PDT 次の特徴的なのが、先読み撮影機能。これは、シャッターを押した瞬間に、タイムマシンのように過去に遡って「シャッターを押す前にもこういう写真が撮れていますよ」と提案する機能。カメラを起動したタイミングから、動く被写体を認識して、イメージセンサーのメモリに画像を撮りためることで実現します。 インカメラも高いクオリティです。Xperia XZと同様に画角は22mmとかなり広く、手を伸ばさなくても複数人の自撮りが容易です。1320万画素と高精細なだけでなく、カメラアプリに美顔補正を標準搭載。インカメラの画角が狭く、標準では美顔補正もないiPhoneの女性ユーザーは、Xperia XZsのインカメラを一度使うと画角の広さや精細感に驚くのではないでしょうか。 触ってわかる「優等生」の良さ、不満点は? 実機に触る前、筆者のXperiua XZsへの印象は次の通りでした。Galaxy S8のように外観が尖っているわけでもなく、iPhone 7 Plusのようにデュアルカメラを搭載するわけでもない... いわば「特徴のない優等生」という認識だったのです。 ところが、いざ触ってみると、製品の満足度に直結するが目立たない部分。例えば、持ち心地・指紋の付きにくさ・レスポンスの部分が高水準です。ここに960fpsの超スロー撮影のような遊び心もあり、トータルの満足度は非常に高いと感じます。 不満点を挙げるとすれば、プロセッサが最新のSnapdragon 835ではなく、1世代前のSnapdragon 820である点。これは半年前のフラグシップXperia XZと同じで、十分高速。RAMも4GBに引き上げられているのですが、ハイエンドの処理性能を求めるユーザーの選択肢からは外れます。尖ったハイエンド仕様を求めるユーザー向けにソニーはXperia XZ Premiumを用意しており、こちらの国内発表にも期待したいところです。 関連: Xperia XZ / XZsのオススメケース4選、あなたの好みはどれ? XperiaマニアのXperia XZs レビュー。Motion Eyeカメラにメモリも増量、マイナーチェンジ以上の充実

au網が下り590Mbpsに高速化。WiMAX 2+とCA、東京・愛知・大阪の一部エリアから

auは、4Gネットワークの下り最大通信速度を590Mbps(理論値、以下同)に引き上げます。従来は370Mbps(WiMAX 2+網は440Mbps)でした。 当初の対応機種は WiMAX 2+ モバイルルータの Speed Wi-Fi NEXT W04の1機種のみ。5月16日配信のソフトウェアアップデートを適用することで、受信590Mbps通信を利用できます。 高速化には、受信150Mbpsのau 4G LTEと、受信最大440MbpsWiMAX 2+とのキャリアアグリゲーションを利用します。キャリアアグリゲーションは、複数の異なる周波数帯域を束ねることで、通信を高速化する技術。150Mbpsと440Mbpsを束ねることで、合計590Mbpsになるというわけです。 590Mbps通信可能なエリアは東京都・愛知県・大阪府の一部エリアです。 今後発売を予定するauの最新スマートフォンは、受信最大590Mbps通信に対応するとのこと。今年の夏モデルとして例年通りXperiaやGalaxyの新モデルが登場するとすれば、受信590Mbps通信に対応する可能性もありそうです。